試される大地
26年前、初めてウェットスーツを着た場所は浜厚真。
時期は6月頃でブーツ・グローブを持っていない私は海が冷たいという認識がないまま海に入り、痛さと寒さで断念した。
周囲のサーファーが身に着けている物を観察して、道具を揃えた記憶がある。
当時ショップで聞いて購入したWAXの種類が浜厚真の水に適さないことを後に知り、すべて独学というよりも、自ら現地現物で物事の善し悪しを問うて明確にした。
寒さに強い私も、波に撒かれた時やドルフィン時の首から入る冷たい水が肩回りを硬直させ集中力を低下させる。
特に北国では冷たい水の期間が長く、北海道を取り囲む海には複数の海流があることを忘れてはならない。
*「なぜオフショアでは水が冷たいのか」の理由についてはレッスン時に現場にてお伝えいたします。
ひとそれぞれに味覚があり賞味があるように、嫌と感じるシグナルもお持ちでしょう。
2000年になる前、夏と冬の海を肌で感じ痛感した出来事があるからこそ、空想の出来事ではなく今となればポジティブに語る言葉が生まれる。
現在に至るまでたくさんの春夏秋冬を海で過ごし、自ら問うてきた形がALAMOに繋がる。
1998年に北海道のPRとて生まれたキャッチコピーは26年の時を経ても思い出す。
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